【インド旅行記】EP14 インドの映画館でインド映画を観る

インドの映画館で
インド映画を観る

ゴアひとり旅 エピック14

「🔗前回 」の朝食を食べた後の話。

インドに来たからには、映画館でインド映画が観たいのです。ゴアで映画を観る為には、パナジ(Panaji)という街に行かないといけません。

タクシー

ここアンジュナからパナジへ行くには、タクシーしかないですね。バスは自分の様な滞在時間の少ない会社員には向いてません。

それに我が宿ビスタ プライア ビーチフロント コテージズ前にはタクシースタンドがあり、運転手がたむろしているのでタクシーに乗るには非常に便利です。

相場を探る為に運転手にゴア空港までの料金を聞いてみたところ、1500ルピーでした。空港から来るときのプリペイドタクシーの料金が1460ルピーだったので、良心的なお値段と言えます。

という事でパナジまでお願いする事にしました。1200ルピー(約1835円)でした。


アンジュナからパナジに向かうタクシー。パナジの手前に運河があるじゃないですか。あそこには巨大な船がいくつか停泊していて、その船がカジノになっているのです。

パナジに行くと言うと「カジノか?」と運転手に聞かれたけど、「映画館でインド映画が観たいんだ」と言うと不思議な顔をしてました。

パナジ


普通の街に来てしまった。プーケットで言うところの、プーケットタウンみたいな? 車とバイクが沢山行き交ってます。


お目当の映画館が布で囲われて、入れなくなっている。改装中なのか終了なのか。グーグルマップには他にも幾つかの映画館が記されているので、他を当たろう。

市場


次なる映画館を求めて徘徊してると、市場を発見! ちと寄り道してみるか。


結構大きな屋内市場だこと。


二階から見渡してみる。


一階が食料品で、二階が日用品でしょうか。


お土産でも探してみようかな。


んー、特に欲しい物は無さそう。


さて、映画館を探しますか。

映画館


映画館発見! ちゃんと営業してるっぽい。


映画館の場所はこの辺。


ちゃんとインド映画っぽい看板が出てますね。


12:09。タイミング良く「コマンドー3」という映画が、12:15から始まるみたい!

よし、これを観よう!とチケット売り場の窓口で席を指差した所、お姉さんは「170ルピー(約260円)」と言う。安っ!

そこで500ルピー札(約764円)を出した所、「(そんな500ルピー札なんて出されても)ノーチェンジ!」みたいな事を言ってくる。細かいお金があるなら出してるけど、本当にないから500ルピー札を出したんだけど。。。

そうだ! ならばクレジットカードで払おうとVISAカードを渡しました。そしたらお姉さんは端末にクレカを挿して操作をしたのですが、またしても使えないらしい。この旅で二度目ですね。

インドでは三井住友VISAカードは使えないのか? また「🔗上海の時 」みたいにクレカのICチップがロックされているのか? 帰国したらゴールドカードデスクに電話しようっと。

仕方なくどこかで崩して来ようと500ルピー札を持って帰ろうとしたら、何と! お姉さんは引き出しからお釣りを出してきました。お釣りあるんだ。何だったんだ、このやりとりは。

170ルピーのチケット代に500ルピー札を出すのは、中洲の屋台でラーメンを食べて、一万円札を出すような失礼な感覚だったのでしょうか?


とにかく、12:13頃チケットが買えました。

急いで中に入ったので、ロビーの写真とか撮影する時間がなかったです。スタッフにチケットを見せてスクリーンを教えてもらって入りました。

指定席は通路側のE-15なので、よく見ずに前から五番目の席に座りました。そしたら懐中電灯を持ったスタッフがやってきて、「チケットを見せて」と言うので見せると、E-15はもう二つ後ろの席でした。

自分のチケットはゴールドのE-15だったのです。前方にはダイヤモンドのAB席があるので、ダイヤモンド席AB→ゴールド席ABCDE…と続きます。ゴールドのE席は前から七番目でした。難しい。そして、なぜ一番前が一番高い席に設定されてるのか分からない。

コマンドー3

しばらく予告が流れていたのですが、途中で全員起立しだしました。上映前の国歌で起立する事は、タイの旅で学習済みなので問題なしです。着席して、いよいよ「コマンドー3」の上映です。

「コマンドー3」はCGみたいなカッコいい肉体の主人公と美女二人がチームとなってテロ犯と戦うという夢のようなアクション映画だった。

👆主演のイケメンVidyut Jammwalのインスタはこちら!

そんな美男美女のテロ対策チームと戦う凶悪テロ犯側については、先日『ホテル・ムンバイ』を観ていたおかげで、テロの背景などは分かっていたので理解しやすかったです。

わたくしはインドの言葉が全くわからないので、ほとんど映像と音楽とアクションと美貌だけを楽しみましたが、だいたいのストーリーは理解出来るような分かりやすい映画でした。

インターバル

途中でインターバルが入りました。日本でインド映画を観るとインターバル表示は出るものの、本当にインターバルには入らずそのまま後半に突入します。が、インドのインターバルはちゃんとしたインターバルに入りますね!当たり前ながら。

みんなはトイレに行ったり、食べ物を買ってきて食べてました。別にインターバルでなくても、みんな普通に上映中に携帯で話したりしていたので、二十年くらい前の香港で映画を観た時もこんな感じだったのを思い出しました。香港では上映中にタバコの光まで見えてたし。

ただし映画館でのインターバル体験は初めてではなく、オランダでジム・キャリーの「エースベンチュラ2」を見た時にもインターバルが入ったのはよく覚えている。短い映画なのにだよ! オランダ人はトイレが近いのか?

劇 終


映画が終わり、警備員さんが出口から出ろと言う。


しかしここのまま出てしまうと、もうロビーの写真は撮れないじゃん。残念。こんな事なら、インターバルの時に行っておけば良かった。


せめてもと「劇場の写真を撮って良いですか?」と警備員に聞いたら、彼は無言でゆっくりと頭を斜め後ろに傾けたのです。出た! これがインド人のイエスかノーか分からない仕草か。


通じてるのかもよく分からなかったので、もう一度聞いたら無言で同じ様に首を傾けたので、何となく撮って良さそうな感じだったし撮らせてもらいました。


叱られる事なく撮影に成功したので、警備員にお礼を行って出口から出ました。


これが「コマンドー3」のポスター。

日本でも上映される事を祈る。