香港之旅 ep12【映画】君の名は。 in 香港

香港之旅
エピソード12

前回 🔗」の焼肉飯を食べた辺りから。

香港と言えば香港映画なのです。オレ小学生の頃から、ジャッキー・チェン好きの母と梅田の映画館に「カンニングモンキー天中拳」とか「蛇鶴八拳」とか観に行ったりしてたから、マイルーツなんだけど。

小学生の頃はゴールデンタイムにジャッキー特番やるほど、カンフーブームだったよね。ジャッキーはいつも三菱の自動車に乗っていたよね。友達の金谷くんとリー・リンチェイの「少林寺」を観に行ったのもこの頃。

中学生の頃はサモ・ハン・キンポー製作の「霊幻道士」に代表される様な香港ホラーにハマったな。「鬼打鬼」とか「人嚇人」とか「人嚇鬼」とか好きだったよね、ダビングしてアホほど観たよね。

「霊幻道士2 キョンシーの息子たち!」は弟と二人で観に行ったよね。劇場でキョンシーのお札もらったっけ。

この後にハマったのが、ジョン・ウー先生の「男たちの挽歌」に代表される様な香港ノワールだよな。もう、チョウ・ユンファ大好きだよね。二丁拳銃好きすぎて、モデルガン2つ買ったよね。

そしてツイ・ハーク映画にもハマるよね。「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」でみんなジョイ・ウォンに恋してたし、ツイ・ハークの事を「ウイスキー」って呼んでたよね。

90年代はもう香港映画黄金期だよね。日本でもガンガン香港映画が配給されてたし、故プレノンアッシュの飲茶倶楽部の会員だったから。ウォン・カーウァイ映画もハマるよね。

クリストファー・ドイルのサイン会とか行ったりしたし。あと、エリック・コット映画も観に行ったよね。

そんなこんなで96年末に公開されたチャウ・シンチーの「食神」は香港の映画館で連れ合いと観たんだよな。「食神」が初めて香港で観た映画だったね。

あの頃は映画観てる途中に「ワイ?」って電話に出る人とか居たし、普通に蛍の光の様にタバコ吸ってる人居たよね。あれから20年経っただと?

もう香港映画なら何でも好きすぎて、香港に行ってはVCDを買い漁ってたよね。今も段ボールにいっぱいあるけどさ、もう観ることないかな。全部iPhoneに入れたいけど、面倒くさいよね。

でさ、もちろんこの旅でも香港映画を観る予定を入れてたんだけど、香港って映画のスケジュールが数日前にならないと発表されないのです。

オレが観たかったツイ・ハーク製作の「三少爺的劍」が公開されて10日しか経ってないのに、もう終わりそうな勢いで辺鄙な場所の映画館三館だけしかやってなく、時間も良くない。

よっぽど人気無かったんだな。レアな映画は旅行者にはタイミングが難しいわ。


そんな「三少爺的劍」は日本に来ないよね。。。映画ってハリウッド映画以外、一期一会だと思うよ。

代わりにヒットしてる映画はあちらこちらでかかりまくってて、今から観るにはタイミングが良い「你的名字。」を観る事に。

アニメを観る習慣が無いので、日本では「君の名は。」をスルーしてたんだよね。でも香港で流行ってるなら観に行くしかないでしょ! あと家族で観てないのオレだけだったし。


劇場は昨日アラレちゃんを見た、尖沙咀のThe ONE。もう地図は端折りますよ?


まずはチケットをば。今でさえ日本も指定席制だけどさ、こういうシステムは香港の方がずっと早かったよね。ICカードもな。


香港のApple Pay、初めて見た。オクトパスカードでも支払いできます。因みにネットで調べた所、日本仕様のApple Payは香港では使えないらしい。


お! 大好きな「湯を沸かすほどの熱い愛」が香港に来るー!


そしてチャウ・シンチーとツイ・ハークの「西遊2」が来たー!

これを観るが為に香港に行きたい過ぎる。因みに香港映画は英語と中国語の字幕が付いてるので、広東語が分からなくても何とか理解できます。今では普通話の映画も多いけどね。


「你的名字。」は日本語音声で、英語と中国語の字幕が付いてました。日本語で意味のわかり辛い部分も、英語の字幕に助けられた事があったな。爆弾の名称とか。

あと一人称を私とか僕とか俺とか色々試すシーンがあって、字幕ではどうなっていたのかチェックするの忘れたー。それを調べるためにもう一度香港に行かないと! 香港で観る東京の映像に不思議な感覚になったな。東京行きてー!ってなった。

追伸

東京に帰ってからIMAX版の「君の名は。」を観たんだけど、香港では、三葉と四葉のくだりで必ず笑い声が聞こえていたのに、日本では静かだったな。日本では単にリピーターだらけだったと言う事なのかな?

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