司法書士に頼むべき?
住宅ローンを完済すると、銀行から一通の封筒が届く。中には抵当権抹消に必要な書類一式が入っているのだが、同時に司法書士の案内が同封されていた。
これを見ると、「これは専門家に頼む前提の手続きなのでは?」と感じる人は多いと思う。銀行からの公式な書類に、専門家の案内まで入っていれば、そう思ってしまうのも無理はない。
それでも自分でやろうと思った理由
それでも今回は、司法書士には依頼せず、自分で抵当権抹消を申請することにした。理由は単純で、自分で用意する書類は登記申請書ただ一通だけで済み、その他に必要な書類はすべて銀行から届いた封筒の中に入っていたからだ。
加えて、登記申請書の様式と記載例は法務局のホームページから入手でき、書き方も公式資料で確認できた。そして法務局が職場の近くにあった、というのも大きい。
過去に遺産分割協議書を作った経験
さらに言えば、過去に一度、祖父が亡くなった際に遺産分割協議書を自分で作成した経験がある。後に司法書士の方に提出する機会があったが、「よく書けてますね」と褒められた経験がある。
AIの無かった時代に、本を買って自分で調べて作ったあの書類と比べると、抵当権抹消は拍子抜けするほどシンプルに見えた。正直、「アレより簡単なら自分でやれる」と判断できたのが大きい。
AIの使い方(公式資料をそのまま読み込ませる)
今回、実際に一番助けになったのがAIだった。重要だったのは、法務局のホームページからダウンロードした登記申請書や、記載例そのものを、AIに丸ごと読ませたことだ。
銀行から送られてきた書類さえもすべて写真を撮り、AIに読み込ませ、あとは書類にコピペしたら良いだけの状態に持っていった。
登記申請書自体、手書きではなくデジタルで作成してプリントアウトして良いとの事。デジタルで作って、紙にプリントアウトして印鑑押すとか、最先端ですね! デジタルとフィジカルの融合ですか?
この様にネット検索で断片的な情報を拾うのではなく、公式資料を前提に、「この通りに書けばいいのか」「この欄は空欄でいいのか」と一つずつAIに確認していくことで、不安だった点が順番に消えていった。
いざ法務局へ
書類が揃ったら、いざ法務局へ。持ち物は以下のものだけ。
- AIに聞きながら必要事項を入力し、セブンイレブンでネットプリントして捺印した登記申請書
- 銀行から届いた封筒
法務局に行き不動産登記のフロアに移動して、案内通りの窓口へ。
印紙を買って登記申請書に貼り、当日の日付をボールペンで書き、書類をすべて提出した。たったこれだけ! トータルで10分くらいだっただろうか。
提出後、登記が完了したら、後日もう一度法務局へ行く必要はあるが、その際もやることは書類を受け取るだけだ。
印鑑や日付は?
で印鑑についても、事前に登記申請書に押印していれば、当日持参していなくても問題なかった。窓口で「印鑑はお持ちですか?」と聞かれはしたが、結果的に使う場面はなかった。日付についても、提出日に窓口で記入すればよく、事前にすべてを完璧に埋めておく必要はない。
司法書士は不要
今回の抵当権抹消の手続きを通して思ったのは、「(これは専門家に頼まなければ出来ない)難しい手続きではない」ということだ。
もちろん時間が取れない人や、法務局に行けない人にとっては司法書士に依頼する意味はあると思う。ただ、少し調べて、自分で動ける環境があるなら、十分に自力で完結できる。
住宅ローン完済後の最後の手続きとして、抵当権抹消は想像していたよりずっと簡単だった。AIを使えば、必要以上に身構える必要はない。今回の経験で、それをはっきり実感した。

という事で、無敵モードになった「なかしん」であった。おめでとう、オレ🎉
