広島(ホルモン天ぷら)の旅
エピソード6
「前回 🔗」のホテルにチェックインした後の話。
とりあえずMacBook Air入りのバックパックを下ろして身軽になった父ちゃんは原爆ドーム目指して12分程散歩しました。
ついにヒロシマに来たって感じやね!
さて! ここからが本題。
父ちゃんこの旅の一番の目的は広島の隠れ?B級グルメ、ホルモン天ぷらを食べる事にあったのだよ。
でも父ちゃんの相棒「食べログ」に聞いてみると同じエリアに「たかま」と「くりはら」というツートップがあるのです。
どちらも高得点で同じエリアにある「たかま」と「くりはら」あなたならどっちに行きますか?
父ちゃんは5秒くらい悩みましたが、解決しました!
両方行けば良いんじゃね? これが一人旅の醍醐味じゃないですか。ひとの胃袋具合を気にせず行きたい店に行けば良いのです。
さてそうと決まれば話は早い。移動しましょう。
とりあえず手前にある「天ぷら たかま」を目指します。
路面電車の観音町駅が最寄りらしいですが、父ちゃんは白地図は歩いて埋めるタイプなので、原爆ドームから歩き倒します。
色々見学しながら三十分位歩いたのかな。
たかま
おばちゃんが三人調理していた。とりあえず案内もないので、カウンターにそっと座る父ちゃん。そのうち一人がやってきて
おばちゃん「飲み物は?」
父ちゃん「ビール」
おばちゃん「天ぷらは適当でいい?」
父ちゃん「はい」
おばちゃん「野菜は? れんこん?」
父ちゃん「はい」
会話はこれだけだった。
こんなお店でも一人で入れる様になるっておっさんってすごいね。若いころには考えられなかったわ。
これはお通しかな。ホルモンの煮込み。味が濃厚でめちゃうま。煮汁に脂が一センチくらい浮いてた。
夢にまでみたホルモン天ぷらは揚げたてでサクサクでホルモンもちもちで美味いに決まってるやつだった。
タレはね、卓上の黒酢っぽい酸味のある醤油にあまり辛くない辛子をたっぷりかけるの。
どれだけかけても全然辛くない。で、次もあるのでとりあえずこれで〆て1710円也。
「たかま」から「くりはら」まで数分歩きました。
くりはら
おばちゃんに指示されるがままカウンターに座る父ちゃん。こちらはまな板と包丁付き。
「天ぷら たかま」で学習した注文方法で、今回は自分から「天ぷら適当に」と言ってみたら通じました。
待ってても飲み物が聞かれないので、こういう時はセルフで冷蔵庫から取るパターンだよね。
でも冷蔵庫見てもビール以外は良く分からなかったので、「焼酎あります?」って聞いたら奥から出てきた。
こっちも黒酢っぽい醤油っぽいのに、唐辛子を大量にかけてタレを作ります。この辺りのフォーマットですね。
焼酎飲んでたらホルモン天ぷらが揚がりました。まな板の上に乗せられて、自分で包丁で切れと。
自分は箸で抑えながら切ったけど、地元のひとは片手包丁でガンガンやってました。
こちらもサクサクで美味いですね。てかホルモン好きには美味いに決まってるよね、こんなの。〆て1130円。
よし、帰りも歩くよ。30数分歩いて帰ったわ。意地でも路面電車に乗りたくない父ちゃんであった。
次回は平和記念公園を散歩します。