オダギリジョーの中国語表記


香港の映画館で「湯を沸かすほどの熱い愛」のポスターを見てさ、繁体字圏では、りえちゃんは「宮澤理恵」と表記されてて、「理恵」ってりえちゃんっぽくて良いなと思って、ホンワカした気持ちになったのな。

で、ポスター右下の「小田 切譲」って誰だろうと、小田さんなんて出てたっけ?って深く考えずに過ごしていたんだけど、ある時ふと「あ! オダギリジョーだ!」ってアハ体験したのな。香港ではオダギリジョーは「小田切譲」なんだ。新鮮!

確かに中国語にはカタカナが無いから、漢字を当てはめるよね。例えばミラ・ジョヴォヴィッチだったら「米娜祖華域芝」とかピカチュウだったら「比卡超」って音から漢字を当てはめるじゃない?

( ちょっとだけ脱線するけど、広東語の発音的にいい感じの「比卡超」を、任天堂は中国を一括りにして「皮卡丘」にしようとしてたけど、ひどい話だよな。デモまで起きてたけど、これどうなったんだっけ? 後で調べるか。)

なんだっけ、そうオダギリジョーな。オダギリジョーを日本人風の名前にするのは良いとして、その漢字はどこから捻出したんだろう?って疑問に思って調べたら、何と! オダギリジョーの本名が「小田切譲」だったわ。めっちゃ納得。

だけど、前に妻夫木聡が結婚して「妻夫木夫妻」って単語が話題になった時に、中華圏でざわついてたの覚えてる? 日本人の名前は、姓が二文字で名が二文字が多いから、固定観念で「妻夫」が姓で、「木聡」が名だと思ってた人が多かったみたい。

この小田切譲も同じで、姓が「小田切」で名が「譲」だからね! オレでも「小田切譲」って見慣れないから、小田さんかと思ったもの。